Hello again, KYOTO
1年ぶりの京都に到着
みなさん、こんにちは。
ティータイム好きなヴィンテージショップTea with Dressのダイアリーへようこそ。
先日1年ぶりに京都へ行ってまいりました。
3泊4日の旅のお楽しみは京都の朝食!
リラックスして読んでいただけると嬉しいです。
予定を早めて夕暮れ前に京都駅到着
今回の京都旅行は、千葉で姪の結婚式に参列した後、東京に3日間ステイしてからの移動でした
2年ぶりの東京を満喫しましたが…
京都への移動日の朝、大変なことが起こってしまったので、予定を大幅に変更
2時間早い新幹線に変更して京都へ向かいました
これについてはまたゆっくりお話ししたいと思いますが…
京都タワーを後に、今回のお宿は東山のタッセルホテル
昨年は京都駅のすぐ側の便利なホテルでしたが、今年は岡崎地区に近くて、こじんまりした静かなホテルがいいなぁと思い、ここにしました
ホテルの真横には白川が流れて、とても清らかなエリアです
少し散策してみると、昨年来たエリアの記憶が蘇ってきました
去年は暗くなってから、大学時代は京都の大学生だった兄のアテンドでディナーへ行った場所で、古川町商店街の佇まいにインパクトがありましたので、ここだったのか!と点と線がつながりました
というのも、細長い古川商店街はやや寂れた印象でしたが、そこを抜けると、東京の高級熟成肉の中勢以(なかせい)の京都店があったのでびっくりしました
都内に住んでいた頃の数年前に、文京区にある中勢以内店で美味しいお肉を頂きましたので、こんなところにあるんだとびっくりしたのでした
ネットで調べてみると、京中(きょうなか)または中勢以月(なかせいつき)という名前です
お店はお休みみたいで電気がついていませんでしたが、機会があったら行ってみたいです
軽く散策していたら、あっという間に暗くなってきたので、ホテルの近所の蕎麦屋で晩御飯を済ませて、初日は早めに休みました
京都初日の朝食
京都の朝食は、朝早くから開店している喫茶店が多いので、いろいろな喫茶店のモーニングを食べたい気持ちになります
あれこれ考えましたが、初日の朝食は、ホテルから歩くこと8分くらいの場所にある「やまもと喫茶」でいただくことにしました
京都の定番厚焼きたまごのサンドイッチと…
去年に続いて旅の相方は母
当然母も私も歳を重ねています
高齢の母が旅に出たいという気持ちがあるうちに、一緒に行ってあげられるのは、わがままを言い合える娘なのかなとも思います
母と同居をはじめて4年経ちました
母との同居は、お互いにライフスタイルの違いがありました
最初は衝突もありましたが、母は友人みたいな人なので、楽しく暮らしています
彼女は、私が驚くような若い感覚を持っている時もあり、新聞を読んでいる世代なので色々な分野への関心もあり学ぶことは今でも多いです
年相応に加齢しているなぁと感じる時もありますが、いつ何が起こるとも知れないお年頃なので、できる限り母が過ごしやすいように、そして私も過ごしやすいように共同生活を楽しんでいます
高齢者の旅と朝食
母も私も日頃からたくさんの量を食べませんので、外食の時は半分こするのが丁度いいです
母は長く付き合っている糖質制限の持病と共存しているからでしょうか、私よりも食事の量を頂かないです
旅では、朝からお腹いっぱいだと動きにくいですし、母は高齢なので、たくさん歩くと疲れると思いますので、できるだけ喫茶店で休憩を入れながら、無理のないように移動できればと思います
去年も母と京都を旅行しましたが、一年毎に足腰が疲れやすくなってきたり、食事の量に変化が現れて、加齢しているのを感じることもありました
今年は母のペースを重視して、タクシーとバスを併用して疲れないように行動して、私の行きたいところは半分くらいにしました
行きたかったら、またひとりで旅するのもいいかなと思ったので…
やまもと喫茶は町の喫茶店で、可愛いレトロなインテリアです
話が外れてしまいましたが、やまもと喫茶のお話へ戻ります
エントランスにはイエローとホワイトのストライプのテントが可愛らしいです
コーヒーの焙煎機やポットのオブジェが目印です
中へ入ると、カウンターの中で蝶ネクタイのマスターがお料理を準備しています
地元リラックスの店内、魅力的なメニューをじっくり見回して、まずは、ホットコーヒーと京都の定番厚焼きたまごのサンドイッチ、プリンをいただくことにしました
ホットコーヒーを一口
このコーヒー美味しい!
朝から美味しいコーヒーを頂くと、素敵な1日がはじまる予感がします
そして、サンドイッチ
ふわふわのパンに、ふわふわの厚焼きたまごと、シンプルにキュウリのスライスがはさまっています
マスタードのほんのりさが丁度いい
我が家でサンドイッチをつくるときは、マスタードは粒マスタードを愛用しています
母も私もベッタリつけるのが好みなので、このほんのりマスタードが新鮮でした
そして楽しみのプリン
この銀の高台の食器が新鮮です
見ないですよね、福岡でも、東京でも、
この食器はアイスクリームがのっている印象が強いので、プリンなんだと思ってしましました
一口いただくと、最高に美味しい!
本体の硬さとカラメルがベストマッチでした
「朝からプリンなの!」
と母に笑われましたが、一口食べた母も納得。
朝プリンはありのようです
京都2日目の朝食は番狂わせ
初日のやまもと喫茶は期待以上だったのですが、2日目は王道の進々堂東大北門前店へ行きました
朝からパンケーキを食べたいねということになり、バスに乗っても近かったので行ってみることに…
京大の農学部前のバス停を下車してキャンパスの合間を歩いて行くと到着。
なんだか薄暗い。
Googleマップではオープンしている時間でしたが、コロナの影響で10時オープンにリスケされていました
予定通りにいかないのが旅ですが、開店まで40分も待てない
今日の目的地の下鴨のフレンズフードにはイートインがなさそうだけど、近所にカフェがあることを祈りながらフレンドフードに向かいます
ここもリスケで10:00開店
でも数分で開店なので待つしかないし、だんだん人が集まってきました
中に入ってみると、興味深い食材がたくさん
すごくゆっくり見たいのですが、クーラーが効きすぎているので寒い
寒すぎて長居ができません
外に出て暖をとってから再度店内に入ったりしましたが、限界がすぐにきてしましました
近所にはカフェもなさそうなので、お腹がすいて母も不機嫌になっていました
そこで、フレンドフーズのお弁当を買って鴨川で食べる案が浮上しました
サケ弁当と鶏そぼろ弁当を買って、バスに乗って出町柳駅付近の鴨川の石の椅子の座りお弁当をいただきました
弁当ってどうなの?
って思いましたが、すごく美味しい
母も私もお腹が減っていたので、だんだん満たされてきました
お弁当に満足していると、川面を散歩している地元のマダムが声をかけてくれました
「お弁当美味しそうね、どこで買ったの?」
「美味しいです。フレンドフーズで買いました」
「あそこはね、京都のお金持ちが住んでいるエリアなので、美味しいわよ」
よかった買って
「鳥がお弁当を狙って飛んでくるから気をつけてね」
と、鴨川ピクニックの気をつける点をご指導いただきました
地元のマダムの太鼓判に快くして、私たちはお弁当ブランチに満足しました
最終日の朝食はやっぱり…
最終日の朝食について前日からやまもと珈琲へいく気満々の母
というのも、京都最終日は旅の目的である浄土宗総本山知恩院へ行くので、やまもと喫茶は知恩院から10分くらいのところにあり、ちょうど良い場所にありました
そして昨日は、欲を出したことで、番狂わせになったので、教訓を生かしてやまもと喫茶にしました
トーストとプリン
トーストは二人でシェアすると流石に少ないかもと思ったので各1にしましたが結構なヴォリュームでした
2回目なので、しばらく来られないという思いを噛み締めて、トーストをいただくと…
バターとパンの焼き加減が絶妙!
サラダもついているのでヘルシーです
そしてプリン
今日もいい弾力で絶品です
カウンターには地元の常連さんが朝のルーティンタイム
やまもと喫茶は地元の喫茶店なので、ご近所の方もたくさん来ていらっしゃるお店です
初日に訪ねた時、カウンターにはご近所のおじさんとマスターと世間話をしていました
こっそり聞き耳を立てて、その地元感がいいなぁと思っていました
最終日にも、初日に来た時にいらしていた方が座っていらっしゃました
何を召し上がっているんだろうと覗いてみると、コーヒーを一杯、スポーツ新聞を片手に寛いでいらっしゃました
スポーツ新聞を読んでいる人、最近見ていない
コロナだし、私は在宅になったし、私がお店をやっていた時はスポーツ新聞に縁がなかったからとても懐かしい
このルーティンがこの方の1日の始まりなんだと思うと、それも京都らしい地元感だと感じました
そしてその方は自転車に乗って行ってしましました
その自転車姿を見て、去年兄夫婦と京都で合流した時に、兄の大学の先輩で、京都の老舗会社の社長さんが自転車で登場したのとデジャブってしまいました
京都の旦那衆は意外と気さくで合理的なんだなと思いました
2回も同じお店のモーニングへ行くと新たな発見があった
常連さんのルーティンも発見でしたが、2回も同じ喫茶店で、同じ時間にモーニングを食べに行くと発見がありました
例えば、トースターが4台もあったのを発見したり、サラダのドレッシングの什器なども懐かしく、新鮮で見入ってしましました
壁紙をよ〜く見ると、マスキングテープでチェックっぽくしてあったり、こまごまとした喫茶店の工夫が垣間見られました
初日では気が付かなかったのですが、インベーダーゲームみたいなテーブルもあったんだね…
モーニングではありませんが、前日にランチの後、某有名洋菓子店のカフェへ行ったのですが、そこで頂いたコーヒーよりも、やまもと珈琲で頂いたホットコーヒーの方が美味しかったです
某有名洋菓子店は数年前からカフェスペースをはじめたので話題になっていました
行ってみたかったお店でしたが、コーヒーの味はやまもと喫茶も決して負けてはいませんでした
むしろ美味しかったです
京都の侮れないところは町の喫茶店のコーヒーのレベルが高いところです
有名店よりも上をいくお店が多いので、素晴らしいと思っています
腹ごしらえが済むと名残惜しいやまもと喫茶を後にして知恩院へ向かいました
行きは裏の道が近かったのですが、静かでいい空気感でした
本堂から正面へ向かうと修学旅行生がたくさん来ていました
去年の京都には修学旅行生がいませんでしたので、今年は楽しそうな学生さんを横目に、withコロナの回復を感じました
まだインバウンドが少ないので、国内旅行するなら今が穴場なのかもしれません
やっぱり京都は発見がある場所ですね
まとめ
■今回の京都旅行では、緊急事態宣言が解除して、飲食店の営業も少しずつ再開し始めた時期だったのですが、土日休み以外の平日の営業はリスケされていることがわかりました。
Googleマップの営業時間は訂正していない場合がありますので、計画的に、確実に目的の喫茶店へ行きたいならば、事前にお店に電話して確認する方がいいなと思いました。
■京都の喫茶店の朝食はとても魅力的なので、次回はモー二ング狙いで喫茶店が集中しているエリアにステイするのもいいなと思いました。
■旅の時は私は必ず水筒を持って行きます。
朝ホテルでお茶を入れて出発します。目的の喫茶店があいていなかった時に救いになったのは持参して行った水筒にいれたあたたかいお茶でした。そのお陰で鴨川のお弁当が美味しかったです。
コンビニのお茶もいいのですが、寒い季節は保温性の水筒の温かいお茶で暖を取れますし、行ったことがないエリアだとコンビニや喫茶店がないこともあるのでつい水筒を持って行ってしまいます。
■親孝行はその家庭によっていろいろやり方があると思います。
でも親が生きているうちにしかできないことってたくさんあります。親と時間を共有していい思い出をつくると、親も子もその思い出が励みになったりします。是非親御さんといい時間を過ごしてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました