梅仕事は丁寧な暮らしのきっかけになる!カリカリ漬けと蜜煮をつくってみました

このブログはどんなブログ?
このサイトにお越しくださいまして、ありがとうございます!ティータイム好きなヴィンテージTea with DressのAtsukoです。簡単に説明しますね…

・梅仕事をやってみたいけど、どうやってやるんだろう…
・梅を洗ったり、煮たりと、梅仕事の作業は面倒くさそうだけどやってみたい気にがする…
・梅仕事のレシピがたくさんあるけど、どれを選んだら良いのかわからない…

このブログでは、梅仕事に興味があるものの悶々としている方に、リラックスした気持ちで楽しんでいただきたいとご紹介します。

Atsuko

こんにちは。
ティータイム好きなヴィンテージTea with DressのAtsukoです。
わたしは毎日ティータイムを楽しみに生活しています。

姫だるまさん(紅茶好き)

わたしは姫だるまです。
ティータイムには美味しいお茶とお菓子を頂くのが楽しみです。

Atsuko

姫だるまさんは梅仕事とかやりますか?

姫だるまさん(紅茶好き)

梅仕事か…
昔はやっていたけど最近は全然やらないわよ〜

Atsuko

ちょっと面倒なイメージがありますよね…
私は今年カリカリ漬けと蜜煮に挑戦しましたよ〜♡

姫だるまさん(紅茶好き)

わ〜!食べたい!

Atsuko

もちろん!
食べ頃になったら、美味しい紅茶と一緒にいただきましょうね♡

姫だるまさん(紅茶好き)

楽しみぃ〜♡

目次

この記事をオススメしたい方は…

□ 梅仕事が好きな方
□ 梅仕事をやってみたいけど、どうしようかな〜と軽く悩んでいる方
□ 梅酒はつくったことがあるけど、梅で別のものをつくってみたい方
□ 週末に家で何かしたいなぁ〜とぼんやり思っている方

姫だるまさん(紅茶好き)

興味はあっても
やったことがないと、なかなか動けないですよね…

Atsuko

わかりますよ…私もそうですもの…
でも、やってみたいと思ったらやるべし!
モヤモヤがなくなりスッキリします。
新しい経験値が生まれるので結果オーライですよ!

姫だるまさん(紅茶好き)

やってしまえば、集中するし、
達成感が生まれますよね♡

Atsuko

さすが!
良いことおっしゃるわ〜♡

久しぶりに梅仕事をやりました

結構前にブランデーで梅酒をつくりました。
初めてにしては上出来で、今でもその梅酒は家にありまして時々いただいています。

ある日、母がこんなことを言い出したので梅仕事がはじめました。

カリカリ梅をつけたい

前にお料理上手なお客様からいただいたカリカリ梅がとてもおいしかったので、 つくってみたいと言うことでした。

梅仕事とは

梅仕事をご存じない方に簡単にご説明します。

梅が旬を迎える時期に梅干しや梅酒を作る日本人の暮らしの醍醐味、それが「梅仕事」。

目で香りで季節を感じさせてくれる手仕事でもあります。

一般財団法人梅研究会

一般財団法人梅研究会様の公式サイトから説明を引用しました。
とても詳しく梅について説明されています。
梅仕事以外にレシピや健康についてなども理解できるサイトなので是非参考にされてくださいね

梅仕事は思い立たないとできない!青梅を買いに行きました

梅を準備します。

私の生活圏のイオンモールには野菜が売ってる場所が2箇所あります。
イオンの野菜コーナーと、地産地消のスーパーマーケットです。

お気に入りは地産地消のスーパーマーケット

地元の野菜、県内の新鮮な野菜が売っているので、地場農家さんの青梅がないかなぁ〜とみに行ってみると、いくつか出ていましたが、色が変わっていたり傷が気になったので、ひとまず保留にしてイオンの 野菜コーナーも見に行きました。

野菜コーナーには梅仕事売り場ができていました

この季節になると青梅やらっきょう、紫蘇を漬ける方が多いのは全国的なことです。
都内に住んでいた時も、この季節になると一斉に青梅やらっきょうが売っていました。

梅仕事売り場は一部の人には人気なんでしょうね。
一緒に、瓶や氷砂糖、お酢、焼酎などが置いてありました。

毎年梅酒を漬けませんでしたが、梅が出てくると良いコンディションのものがないかと見てしまいます。

イオンにお目当ての青梅がありました!

新鮮そうな佐賀県産の青梅が置いてありました。
紀州産の青梅は置いてありませんでした。

ちょっと高いかな〜と思いましたが、綺麗だったので奮発しました。
後から母が別のスーパーで見た梅と比較したら良いお買い物ができたみたいで良かったです。

梅仕事の参考図書はNHKテキストきょうの料理6月号

母が愛読書のNHKテキストきょうの料理を買っていました。

ジャストタイミングで梅仕事の特集♡

今回の梅仕事はコウ静子さんと李英林さん親子のレシピです。

ペラペラめくってみると色々とやってみたい内容で目移りしました。

青梅のカリカリ漬け

青梅の蜜煮

楽しそう!

このレシピを参考につくってみたいと思います

梅仕事で準備したものとかかった費用は…

梅仕事で準備したもの

・青梅 1kg
・焼酎 25ml(レシピのラム酒から変更)
・粗塩 25g
・砂糖500g(グラニュー糖、氷砂糖で代用)
・保存瓶

かかった費用

¥1,400くらい

梅仕事のために買ったものは、青梅と氷砂糖、その他の材料や保存瓶は家にあったものを利用しました。
レシピではグラニュー糖、きび砂糖を使っていました。
梅仕事の糖分をググってみるとは、人によって、つくるものによって、使うものがまちまちなんだということがわかったので、今回は家にあるものを使うことにしました。

オーガニックの焼酎はコロナで消毒液が不足していたときに買ったものです。
この焼酎は飲むこともできるし消毒もできるので1本家にあると便利です。
氷砂糖は年間を通して梅仕事しか使わないので、できるだけ消化したいところですが…

梅仕事の下準備

まずは 青梅をお水で濯ぎます

その後タオルで乾かします

ヘタの部分を竹串で取り除きます
私がやろうと思っていたら母が進んでやってくれました

母にとっても久しぶりの梅仕事なので楽しそうです

新鮮な青梅を買ったので香りがとてもいいです

この香りを嗅いでいるだけでとても穏やかな気分になります

梅仕事の基本準備〜瓶を消毒する

梅仕事で出来上がったカリカリ梅や蜜煮は長期保存の効くものです。
お料理と違って瓶に保存するので、生活の中で目に入ってきますよね…
梅仕事で手間をかけたので、お気に入りの瓶に保存してビジュアル的にも楽しみたいです。
私はヴィジュアル重視なので、オシャレな瓶に入れたいところですが、今回は母の愛着があるレトロな瓶でつけることにしました。

赤い蓋がかわいいです


瓶メーカーで有名なアデリアの日本製の瓶です。
昭和から平成では、梅仕事の瓶と言えば良く見かけるデザインでした。これは2Lサイズの瓶ですが、今ではこのサイズは横に平べったいデザインにモデルチェンジしていました。

瓶は煮沸消毒します

瓶の消毒はお湯を沸かして煮沸消毒します。

レトロな赤い蓋の瓶は2Lサイズなので少し大きい為鍋に入りません。
やかんででお湯を沸かして、瓶にお湯を注ぎ入れます。
火傷しないようにゴム手袋を付けて、流しで瓶の中にお湯を入れます。
左右に揺すってお湯を捨てます。

その後乾いたふきんの上に瓶を寝かせて乾かします。

瓶が冷めたらキッチンペーパーにオーガニックの焼酎を含ませて、瓶の内側から外側、蓋など拭きます。

これで準備完了です

カリカリ梅を仕込む

乾いた梅を6等分にカットしてきます。

種から身を剥がすのがやりにくい。

包丁が得意ではないので、気をつけながらカットしてたら、27個中私は6個、21個は母が剥がしていました。

流石だわ

やり慣れないことはビビりながらやる私は、レシピ通り梅を丁寧に剥がしていましたが、母は大雑把でした。

高齢者の裸眼の視力なので、目的物がクリアに見えるわけでもないので、長年の感と経験で手を動かしているところは評価したいと思います。

母のカットした梅の種にはたくさん実がついていたので、こそぎ落としたかったのですが、

実からエキスが出るし、
実をチューチューするのが身体にいいからそのままにして!

とムキになっていました。

私は梅の種をチューチューすることが好きではないので抵抗がありましたが、親孝行のため飲み込むことにしました。

焼酎と塩で揉み込んで、1時間置く

レシピではラム酒でしたが、オーガニックの焼酎があったので代用。
焼酎と塩で揉み込んで1時間置きます。
その後砂糖を投入。
レシピではきび砂糖を使っていましたが、残りのグラニュー糖を使いたかったのでグラニュー糖で作りました。

梅の蜜煮を仕込む

1kgの青梅を半分にしてカリカリ梅と梅の蜜煮をつくってみました。

ヘタを取った梅を半分残して、梅の蜜煮は、針で穴を刺して行きます。

(まち針は火にかけて消毒しました)

針で刺した青梅は4時間くらい水に浸けます。

50〜70度の低めの温度で30分梅を茹でます

その後、水に浸けていた青梅を低温で30分茹でます。

いちばん小さいコンロに弱火で70度になる前に火を止めて放置。
4時間放置の間に仕込んでおいたシロップに実を移して、15分くらい落とし蓋で煮ていきます。
実を瓶に移して、シロップを2/3くらい煮詰めて冷まして瓶に入れて出来上がりです。

ふんわりと柔らかい蜜煮が出来ました。
もう食べられるそうですが、4週間冷蔵保存ができるので、1週間後に食べてみようかな…

カリカリ梅より手間がかかった梅の蜜煮

カリカリ梅は梅の種と実を剥がしたら、あとは塩とお酒と砂糖に浸すだけだったので思ったよりも早く終わりました。
梅の蜜煮は針で穴を明けてから4時間くらい水に浸けてアクを取ったり、弱火で煮たりと時間がかかります。

良い感じに出来上がりました!

製造日を記入して冷蔵庫で保管します。

アルコールが入っていないので砂糖と水だけだと賞味期限も長くはありませんよね…
レトロな赤い蓋の瓶で保管しようと思いましたが、2Lサイズなので冷蔵庫に入りません。
もう一つのイタリアの空き瓶があったので、こちらに保存したら冷蔵庫にも入ったので良かったです。

1kgの青梅で2種類のものをつくったときに思ったこと

梅仕事はたいてい1kg単位でつくります。

私は一つのものをずっと食べ続けることが苦手です。
おかずもできれば、少なめにつくって、その時に食べきって別な新鮮なものを食べたい。
今回の梅仕事では1種類より2種類つくって楽しみたいと思いました。

レシピでは1kg分だったので、半分の分量でつくりました

購入した青梅は1種類だけでも良かったのですが、ふたつの味を食べてみたい!という好奇心と食欲が強かったのですよね…

食いしん坊なんでね…

梅も状態良いのものを手に入れたし、使っていなかった瓶があったし、条件は揃っていたのでつくりました。

新しいレシピはビギナーズラックで上手くいくパターンが多いです

私の場合、初めてつくるレシピは成功する確率が高いです。
多分慎重になるからだと思います。
必要以上にレシピを何回も見ますしね!

失敗してもいいからやってみよう!

実験のようなものなのでね…
その過程も楽しむことが大切です。

梅仕事は色々なつくり方があることがわかりました

今回の梅仕事はコウ静子さんのレシピを参考にしましたが、ご家庭やつくる方によってつくり方が様々です。

梅酒はつくったことがありましたが、カリカリ梅漬けと密煮ははじめて。
つくるものを半分ずつにしたら、失敗した時のリスクが低い
成功したら2種類のものを食べられるからお得です!

ネットでは色々な方の梅仕事レシピに出会うことできます。

・砂糖を何を使うか?
・お酒は何を入れるか?

人によっては梅に重りを乗せたり、煮てから洗浄する回数が多かったりと、やり方が人それぞれということがわかったので、私もそんなに慎重にならないようにつくってみました。

失敗しようと思ってつくりませんが、万一失敗しても学ぶことが多いです

失敗したわけではありませんが、一つ勉強になったことがありました。

氷砂糖は熱湯で溶けること

姫だるまさん(紅茶好き)

知らなかった!

Atsuko

ですよね!

氷砂糖を買ったものの、今回つくったレシピでは氷砂糖の出番がありませんでした。

氷砂糖は普段の料理では使わないから、できるだけ梅仕事で使いたい

グラニュー糖の代わりに氷砂糖を使ってシロップをつくることにしました。

意外とスルッとお湯に溶けてくれました

何かにチャレンジすると知恵が回るので、色々なことを知ることができます。
それは楽しいことですよね

この季節に、季節ならではのことができる

感謝です!

終わったら、食べる時の近未来を楽しく想像する!

食べる時に何のお茶と一緒に頂こうかな〜
ゼリーの中に梅の蜜煮を入れようかな〜
どの器にいれよう…
誰にお裾分けしようかな〜

なんて楽しいことが浮かんで来ました。
すぐにいただくお料理とは違って、梅仕事のものは出来上がりを待つ時間があります。
つくったものを食べる時の近未来を想像すると楽しい気持ちになります。

まとめ

はじめてつくるものはダン取り良くできません。改善点などをメモしましたのでご紹介します。

・事前に瓶を消毒して置くと時短になります。
・梅仕事のレシピは、通常1kg単位なので、2種類をつくりたかったら、レシピの半分の分量でつくるとふたつ の美味しいものがつくれます。
・梅仕事は、勢いでやると1日で終わります。梅を濯いだり、茹でたりすることはちょっと面倒に思いますが、この季節の楽しみだと思って、工程を存分に楽しむと良い時間を過ごしたことになります。
・母と一緒に梅仕事をやると、母の偉大さを実感します。そして親子ならではの雑談も楽しいものです。
・できた梅のおかず?を人にあげるのも梅仕事の楽しみです。可愛い瓶に入れてラッピングして差し上げるのを想像して準備するのも楽しいです。

梅仕事をやったことない方は、はじめてやることなので、失敗も伴います。

そのときはそのとき!

難しくないので是非やってみてくださいね〜!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

次回のブログでお会いしましょう。

Atsuko

Have a nice ume-work!

姫だるまさん(紅茶好き)

You to!

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この記事を書いた人

航空会社、外資系ラグジュアリー業界を経てヴィンテージショップを経営。
喫茶が大好きで、紅茶、コーヒー、日本茶、中国茶を巡って旅をしたりしていました。
趣味はお菓子作り、料理、金継ぎ。

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