いちばん付き合いの長い紅茶はフォートナム&メイソン!
フォートナム&メイソンのロイヤルブレンドの魅力
こんにちは。
福岡市天神5丁目のヴィンテージ&アクセサリーショップTea with DressのAtsukoです。
今は行くことができませんが、イギリス出張の時に、ヴィンテージアイテムの買付の合間にカフェに入ると、紅茶の種類はたくさんありますが、ほとんどがティーパックです。
日本のカフェで紅茶を飲むよりも美味しく感じます。
なぜでしょう?お水のせいでしょうか?
やっぱりロンドンで紅茶をいただいていると思うと美味しく感じるのかなぁ…
今日は我が家がいちばん付き合いの長い紅茶フォートナム&メイソンのロイヤルブレンドについてご紹介したいと思います。
老舗の紅茶ブランドはいつからはじまったのでしょう?
1980年代のイギリスには紅茶のブランドがたくさんありました。
リージェントストリートには紅茶専門店がたくさんありましたが、時代が移り変わり路面店にはだんだんなくなってしまいました。
ちなみに今リージェントストリートには、アパレルブランドやファストファッションなどが多くなりました。
今のご時世でも、唯一紅茶のブランドとして不動の地位を築き、時代の変化に対応して生き残ったブランドはフォートナム&メイソンです。
フォートナム&メイソンの歴史
英国の老舗百貨店フォートナム&メイソンは、1707年創業なので314年の歴史があります。
凄い!
この年に何があったかというと、合同法によりイングランド王国(ウェールズを含む)とスコットランド王国が合同し王国グレートブリテンが誕生しました。
グレートブリテン島全体を支配した歴史上最初の国家で、イングランド・スコットランド両国のこの合同は、現代まで続く連合王国(イギリス)の基盤となりました。
歴史的瞬間にできたとは強い運命を感じますね。
ロンドンのフォートナム&メイソン本店は紅茶好きのワンダーランド!
ロンドンのピカデリーサーカスにあるフォートナム&メイソンの建物はとても重厚です。
エントランスの上にはユニオンジャックの旗が風に揺れてとても素敵です。
ここに来るとロンドンに来た感じになれる象徴だと思います。
ショーウインドウには、季節のテーマ毎に紅茶のディスプレイが上品に陳列されていて、毎回みるのが楽しみです。
こちらは2018年の春のウインドーディスプレイです。
ティーポットのネオンの中にハートが入っています!可愛い!
こちらはグリーンに輝くティーポット
Wow!お花でできているティーポット!
エントランスを入り左手には紅茶専門のコーナーがあります。
ここに来るたびにワクワクします。ここでしか買うことができないオリジナルの紅茶がたくさんあり、ワクワクします。
定番ではありますが、ロンドンを訪れるたびに私は、ロイヤルブレンドとアールグレイの茶葉をグラムで買って帰ります。
20代の時にロンドンに住んでいましたが、当時から本店で紅茶をグラムで買っていたので習慣という感じです。
缶で買うとかさばるし、缶は一つあれば十分ですよね。
たくさんある紅茶から欲しいグラム数をスタッフに伝えると、大きな紅茶の缶から茶葉を専用の茶さじですくって袋に詰めてくれます。
計り売りで買った紅茶はこちらのようなパッケージに密封されます。
ブランドカラーのミントのこのパッケージだったらお土産としてあげるのも良いですよ。
日本のフォートナム&メイソンでも計り売りしてくれる店舗がありますが、ロンドンの同じパッケージです。
ロイヤルブレンドはどんなブレンドか?
ロイヤルブレンドは、アッサムに加えたセイロンのロー・グロウン(低産地)とブレンドされた伝統的な紅茶です。1902年の夏に国王エドワード七世のために初めてブレンドされた紅茶としてとても人気があります。
ちなみにエドワード7世の母上はヴィクトリア女王で、初代インド皇帝です。
ヴィクトリア女王の映画で個人的の面白かったのは「ヴィクトリア女王最期の秘密」です。
よかったらみてみて下さいね
ロイヤルブレンドを美味しくいただく
私は毎朝フォートナム&メイソンのロイヤルブレンドをストレートで頂きますが、茶葉の量と温度を観察しておかないと濃く出る紅茶です。そのためミルクティーでいただくととてもおいしいです。
私はこの紅茶を多分20年くらい頂いています。母がこの紅茶を好んでいるのでこれ以外いただいたことがないくらいでした。
福岡三越がオープンした時からフォートナム&メイソンがありますので、比較的に手に入れやすい環境にいましたので飲み続けることができました。
福岡三越でもグラムで茶葉を購入することができます。
日本国内でもフォートナム&メイソンがない場所はありますが、それでも日本は他の国と比べると手軽にフォートナム&メイソンの紅茶を購入できる店舗が多い国です。
日本はお茶の国だからなのか?
あるいは80年代にイギリスの紅茶が輸入されて定着したことで需要があるからでしょうか?
わかりませんが、でも嬉しいことです。
今回のコロナでイギリスへは出張に行けませんが、フォートナム&メイソンの紅茶は買うことができます。
これは感謝すべきことですね。
今朝も私はストレートティーから始まります。
「まぁ〜今日の紅茶の色が綺麗!」と母は毎朝紅茶の色で今日を占うかのように色に拘っています。
澄んだ飴色の紅茶が母の好みで、薄かったり濃かったりする不満そうにしています。
私なりに温度と茶葉の量を計算していますのが、人の子なのでたまに上手くいかないこともあります。
それはそれで私はありだと思っていますけどね…
最後まで読んでくださり有難うございました。